【日記】コロナウイルスから垣間見える日本人
大流行のコロナウイルスですが、今回のこのパンデミックで色々と日本社会のおかしさを見ることが出来たのではないかと思う。
事が起こってから対応する文化
コロナウイル自体初めて確認されたのは12月の中国、基本的に大騒ぎになり始めたのが1月の初旬。しかし日本政府や日本人、日本社会は対岸の火事だと感じ中国人を素通りさせて日本に入国させた。
まずこの時点である程度阻止できれば大きく変わったのだと思う。
しかし政治家、官僚、経済界は中国人による消費が日本経済に与える影響の重さをよく知っている。(観光業等)安易に止めれば経済に大ダメージが起こり、景況感が下がるのは火を見るのより明らかだ(コロナでなくても下がってはいるのだが・・・)。
景況感の低下=支持率の悪化 に直結するのは政府与党にとっては避けたい。
それにそれほど重く見なくていいだろう。事が起こったら考えよう。
そんな事情が判断を遅らせたのだと思う。しかしそれ以上に強力にコロナウイルス伝染することを知った為急いで対応しているが時すでに遅しという状況が今だろう。
加えてあまりにずさんな対応、判断を転嫁するなど曖昧な対応を実施したばかりに非難が逆に政府に突き刺さってしまったという展開になっている。
話を戻すと
戦争からスポーツまで共通することだが、「事が起こってからでは遅い」
「事が起こる前にある程度を予測し、予測したことを迅速に実施する」
「予測外の事が起こったら、予測したことに固執せず柔軟に対応する」
この思考が今回も日本人には足りなかったと感じた。